wreath(リース)

わたしだけじゃなかったと思える社会に

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わたしだけじゃなかったと思える社会に

わたしだけじゃなかったと思える社会に

wreathはセルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みをつくります。

  • 誰にも話せない
  • 傷つきを思うように表現できない
  • こんな経験をしているのはわたしだけかも

それでも、当事者同士​だからこそ、
わかちあえることがあるかもしれません。

全国に約1,800ある
「セルフヘルプグループ」は、
共通の悩みや生きづらさがある当事者が
運営しているグループです。

自分や大切な人が病気や障害をもったり、
家庭や職場での関係性に苦悩したり、
いじめやハラスメントの被害者や
加害者になったりする。
こうした経験は、
誰しもがあう可能性をもっています。

そこから孤独になることがあったとしても、「わたしだけじゃなかった」と思えるように。

わたしたち​wreath(リース)は、
セルフヘルプグループを必要としたときに
つながれる仕組みをつくることで、
どのような悩みや生きづらさを
抱えたとしても支えあえる社会を
目指します。

活動報告やお知らせ

noteでもっと見る

セルフヘルプグループって?

「共通の悩みや生きづらさがある当事者が
運営しているグループ」といわれます。
悩みや生きづらさをわかちあうことで
「一人ではない」と思えることがあります。

自助グループ、当事者会、家族会、患者会などと
表現されていることもあります。

当事者同士だからこそ、わかちあえることがあるかもしれません。

  • ひとりじゃないと気づけた
  • ここでなら話せると思った
  • わかってくれる人がいた

全国に約1,800ほど、さまざまな領域のグループがあります。

病気や障害、依存症、不登校、引きこもり、
子育て、介護、性的マイノリティなど、
本人や家族を対象にしたさまざまなグループがあります。

  • 病気や障害などを
    持つ人たちのグループ

    • 精神障害を持つ人たち
    • 身体障害を持つ人たち
    • 慢性病や難病を持つ人たち
    • がんに罹患している人たち
      (あるいは回復した人たち)
    • 脳機能障害を持つ人たち
    • 発達障害を持つ人たち
    • 吃音を持つ人たち
    • 以上の人たちの家族のためのグループ
  • 依存症(嗜癖)を
    持つ人たちのグループ

    • アルコール依存を持つ人たち
    • 薬物依存を持つ人たち
    • ギャンブル依存を持つ人たち
    • セックス依存を持つ人たち
    • 摂食障害(過食、拒食)を持つ人たち
    • リストカットなどをする人たち
    • 以上の人たちの家族のためのグループ
  • 暴力などの
    被害者のグループ

    • 犯罪被害に遭った人たち
    • 交通事故被害に遭った人たち
    • DV(ドメスティック・バイオレンス: 家庭内暴力)に遭った人たち
    • 子どもの頃に虐待を受けた人たち
    • 戦争被害に遭った人たち
    • セクハラやパワハラに遭った人たち
    • 以上の人たちの家族のためのグループ
      加害者のグループもある
  • マイノリティ(少数者)の
    ためのグループ

    • 性的マイノリティ(LGBTQ+)の人たち
    • インターセックス(半陰陽)の人たち
    • 外国籍の人たちや海外出身の人たち
    • 色覚マイノリティ(色覚異常)の人たち
  • 逆境状況や不利な立場に
    いる人たちのグループ

    • 貧困家庭の子どもたち
    • 児童養護施設などの子どもたち
    • 非行やその可能性のある子どもたち
    • 機能不全家族のなかで育つ人たち
      (AC:Adult Children)
    • 以上のような子ども時代を過ごした
      大人のためのグループ
  • 不登校やひきこもりの
    人たちのグループ

    • 不登校をしている人たち
    • ひきこもり(元ひきこもり)の人たち
    • 以上の人たちの家族のためのグループ
  • 死別を経験した人の
    グループ

    • 配偶者をなくした人たち
    • 親を亡くした人たち
    • 子どもを亡くした人たち
  • 専門職のための
    グループ

    • 対人援助職(教師、看護師、心理士等)
    • 被害者支援をしている人たち
    • 燃え尽き症候群の人たち
  • その他

    • 子育てで苦労している人たち
    • 顔に特徴がある人たち
    • 自然災害に遭った人たち
    • 不妊治療をしている人たち

出典:高松里(2021)『改訂増補 セルフヘルプ・グループとサポート・グループ実施ガイド 始め方・続け方・終わり方』金剛出版

あなたはセルフヘルプ グループについて、どのくらい知っていますか?

よく知っている人はわずか2.9%

一般社団法人wreath「セルフヘルプグループの
認知度に関する調査」​​2024年11月

セルフヘルプグループは​
誰もが必要としうる場ですが、
よく知られていません。
そのため、参加に対して不安を感じたり、
グループ運営に課題を
感じたりすることがあります。

参加へのハードルが高い

「行ってみたいけれど、
どのような場なのかわからなくて不安…」
「その場には何人くらいいるのだろう」
「自分にあうグループがどこなのかわからない」
​​など

参加経験がある方へのアンケート・インタビューより
/2023年4-6月

​運営に関する悩み

「参加する可能性のある人にどのように
情報を届けたらいいのだろう」
「安全に進行するための方法が知りたい」
「悩みごとを抱えたらどこに相談したらいいのか」
など

運営経験がある方へのアンケート・インタビューより/
2024年10-11月

こうした課題に対して、わたしたちは、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みをつくります。

取り組み

wreathでは、セルフヘルプグループの
プラットフォームの運営を中心に、
セルフヘルプグループに関する調査や
情報発信を行っています。

セルフヘルプグループがみつかる
プラットフォーム
wreath

フリーワードやカテゴリなどから検索することで抱えている悩みや生きづらさにあったセルフヘルプグループをみつけられます。安心してつながれるようにミーティング情報にはニーズ調査から明らかになった参加前に知りたい情報を掲載。
ユーザー登録をすると、気になるミーティングをブックマークしたり、フォローしたグループから次回の開催の通知を受け取ったりすることができます。

参加者の声

  • 幼少期の経験から人との関わりを避けて生きてきました。たまたまwreathでセルフヘルプグループを知り、対話による経験の言語化が孤独を和らげ、社会とのつながりを取り戻す力になると知りました。まだ自分のことを上手く話せませんが、いつかここで良い出会いがあることを楽しみにしています。
  • 生活環境の変化とともに参加するグループが変わってきました。だからこそ、様々なテーマのグループが掲載されているwreathはとてもありがたく、ひとりではないと思わせてくれる存在です。
  • さまざまなグループの情報のネットワークがものすごいと思います。グループの掲載が広がることを期待しています。活動にワクワクします。

開催者の声

  • wreathは、信頼できる自助グループが見つかる素晴らしい場所だと思います。開催者にとっても、ユーザーフレンドリーなデザインと使いやすさが魅力であり、私は温かみのあるデザインも大好きです。これからもwreathによって自助グループへの認知が広がり、セルフヘルプの場が必要な方に届くよう、願っています。
  • 一人でも多くの、同じ悩みを持つ方に活動を知ってもらいたいと思っています。wreathさんに掲載して頂けることで、多くの方にご覧頂けると思うので、ありがたく思っています。自助グループを探している仲間達にも伝えやすいです。
  • 登録してイベント情報を公開したら、さっそくwreathを見て参加したという方がいらっしゃいました。自分自身が他のセルフヘルプグループのことを知るきっかけにもなり、大事なプラットフォームだと思っています。応援しています。

セルフヘルプグループ運営について
わかちあう
wreath plus

セルフヘルプグループ運営に関する情報交換会や交流会を開催しています。ゲストをお招きし話題提供いただくほか、セルフヘルプグループ運営に関する体験や知恵をわかちあう時間をもうけています。ミーティング時のファシリテーション、グランドルールの設定、活動にかかる費用についてなど、ともに悩みながら新しい知恵を生み出していく場となれるよう運営しています。

過去の開催レポート

セルフヘルプグループに関する
調査・情報発信
wreath report

セルフヘルプグループの認知度や参加率などセルフヘルプグループの実態把握に関する調査ならびに情報発信を行っています。調査を通じて、セルフヘルプグループへの参加や開催における課題の把握ならびに解決にむけた取り組みを行い、またそれらの情報発信を行い関係各所との連携に努めることでセルフヘルプグループの活動を支える社会づくりを進めてまいります。

過去のレポート

wreathについて

団体概要

  • 名称

    一般社団法人wreath(リース)

  • 設立

    2024年4月8日

  • 理事

    下村 真代(代表理事)
    中垣 智晴
    上坂 紗絵子

  • 所在地

    〒651-0084
    兵庫県神戸市中央区磯辺通
    1丁目1番18号
    カサベラ国際プラザビル707号室

  • 年次報告書

    2024年度 ※2025年6月頃完成予定

wreathという名前の由来

クリスマスの時期によく見かけるリース(花輪)がセルフヘルプグループに似ているように思ったことがきっかけで、wreath(リース)と名付けました。一つひとつの花や草木が紡がれてリースがつくられるように、人と人がわかちあうなかで新しい何かが生まれていきますようにと期待を込めています。

メッセージ

自分が助けられた経験があるからこそ、
セルフヘルプグループを必要としたときに
つながれる仕組みづくりを。

下村 真代Mayo Shimomura

一般社団法人wreath
代表理事

大学卒業後、教育系の公益財団法人にて子どもの発達支援に携わる。そこで社会的価値の発信に関心をもち、総合広告会社に転職。マーケティング関連の部署に所属し、市場調査などの業務を行う。自身がセルフヘルプグループを必要とし助けられた経験から、2024年4月に一般社団法人wreathを設立し活動中。

私自身がセルフヘルプグループを必要とした経験があります。そこで出会った方々の語りを聞かせていただいたことで、とても言葉にできなかった事柄を少しずつ話せるようになりました。それは、孤独を感じていたところから社会と再びつながる経験でもありました。

セルフヘルプグループには言葉を取り戻すという可能性があり、そこからよりよく生きていけるのかもしれないと思いました。

もちろん、誰に何をどこまで話すか、話さないかは自由です。ただ、困っていることを誰かに伝えられるようになったり、「私も」と抱え込んでいたかなしみをわかちあったりすることがあるかもしれません。

セルフヘルプグループという悩みや生きづらさを抱えながらも支えあえる場があることを、取り組みを通じてお伝えしていきたいと思っています。未熟でいたらないところがあると思いますが、どのような悩みや生きづらさを抱えたとしても支えあえる社会づくりにぜひお力を貸していただけますと幸いです。

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【参考:セルフヘルプグループの数について】
かながわボランティアセンターに登録して活動しているグループの数は56(社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会 かながわボランティアセンター「本会登録のセルフヘルプ・グループ一覧」 25年2月末時点)。この数値を参考に以下のように算出。東京:200グループ / 北海道、​神奈川、千葉、埼玉、​愛知、兵庫、大阪、福岡:56グループ×8=448グループ / ほか都道府県:30グループ×38=1,140グループ 合計1,788グループ